はるく はるるさんにインタビュー
Q:第13回えほん大賞(ストーリー部門)受賞、おめでとうございます!
A:ありがとうございます。
応募総数1685点、並いる30歳代を押しのけての受賞と知って、われながらちょっと すごいと(笑)。 歩いていて、電話で受賞を知らされたのですが、嬉しくてボーとしました。はじめての絵本ですし。
Q:はるくはるるさんは、紙芝居屋さんでもありますね?
A:はい、”紙芝居のはるる”として活動しています。
現在、京都・清水寺での定例口演(毎月2のつく日、2・12・22・23)や児童館、児童養護施設の巡回、大学の授業のほか、花祭り地蔵盆、地域のお祭り、ユースホステルなど、京都を拠点に年間70回ほどの口演をしています。
Q:物語は、ずっと書いてこられたんですか?
A:いえ、紙芝居の道にすすんでからです。
紙芝居のシナリオを書きはじめて、作品がたまってきた頃から、いつか絵本も出したいなと、思うようになりました。実は、長い職業キャリアを生きてきて、ワーキングマザーとしての多忙な日々のなか二人の息子を育てました。寝る前に、三人でいっしょにたくさんの絵本を読んだのが、私の物語づくりの原点。お話をつくるのは、楽しいです。
Q:これから、どんな物語を書いていきたいですか?
A:ワクワク、ドキドキ、ハラハラ、子どもが共感してくれる物語を書きたいです。
大人の方にも、子ども時代を懐かしく思い出していただけたら嬉しいですし。いまも新作を書いていますが、これまで1年に1作と決めて書いてきましたので、その中から、2冊目の絵本を出したいなと思っています。紙芝居も絵本も、演じ、語り、子どもたちといっしょに笑えたら。